防水工事の必要性
防水工事の必要な個所は、瓦・コロニアルをはじめとする屋根葺材を使うことができない傾斜屋根以外の屋根(陸屋根・屋上・バルコニー・ベランダなど)では、 木材やコンクリートなどの水平な屋根面を漏水から守るために、 雨水を防ぐ層(防水層)をつくって対処しています。
この防水層を設ける工事を防水工事といい、 防水層を構成する資材の種類やその組み合わせによって様々な工法があります。

ベランダやテラス、屋上、テラス違いは?

●テラス
主に一階で外にそのままつきだしている部分の事。 カフェのテラス席など。バルコニーよりも広めである事が多いです。 2階でもテラスと言うことがあります。
●屋上
最上階の屋根の部分が水平な床になっている部分の事。はしごや階段で外から上ることがある。
●バルコニー
住宅から外に出ている部分のうち、屋根がないところの事。 主に手すりで囲われている。屋根がないので洗濯物は干せません。 不動産物件等では屋根があってもバルコニーと呼ぶ場合もあります。
●ベランダ
住宅から外に出ている部分のうち、屋根があるところの事。 手すり、もしくは立ち上がり(垂直の壁)等で囲われている。 屋根の代わりに庇や軒などである場合もあります。洗濯物は屋根があるベランダに干します。

防水の必要性

ベランダや屋上の防水層は、人が歩く場所でしたら摩擦が原因だったり、直射日光の当たる 場所でしたら、太陽の紫外線等が原因。その他、雨がたまったり、動植物の死骸等多くの 原因で劣化していきます。 防水層の下には、木材やコンクリートなど水を吸い込んでしまう物が多く使われており、 躯体に水が回ると、建物の寿命は一気に縮まります。 建物の寿命を左右するのは、いかに外側からの水の浸入を防ぐかにかかっています、 タイミング一つ間違えるだけで、建物の大部分を失う結果に繋がる事も少なくないでのです。

防水層は素地の素材や形で、施工方法を決める事が多いです。今どのような防水処理が行われているか調べてみましょう。

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