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材料の相性

用法用量を守り、適切な施工を行ったとしても避けれない不具合というのは、どんな工事にもあります。
少々の経験を積めば、施工を行うことは可能です。しかし、日本の建築業界も数百年と続いていますが、未だに新しい技術が生まれ、次世代の製品が開発されています。
それと共に生まれるのが材料のミスマッチ、正しい工法・塗布量で施工しなければ、性能を発揮しません。

材料の種類

塗料は主成分により複数に分類することができます、
塗料は色を表現する「顔料」特殊な機能を発揮する「添加剤」それらを結合する「樹脂」により作られています。
から生成されています。これらの割合や、種類により耐久性やコスト、施工スピードが変わってきます、近年では各メーカーさんより、たくさんの商品が開発され販売されています。
職方や営業マンの中には、古い考や浅はか知識で、誤った施工、紛らわしい説明をされる方もいます。
ここでは、一般の方でもご存知のような、最低限の説明を行います。

外壁塗装に使われる塗料の分類~樹脂~
アクリル樹脂系塗料 アクリル樹脂塗料とはMMA(メタクリル酸メチル)を重合して作られたアクリル樹脂を使用している塗料です。アクリル塗料とも言います。 アクリル樹脂塗料はアクリルの透明度や強度の高さなどの利点を生かして作られた塗料であり、また低価格であるという特徴があります。 新築の外壁にはよく使用されていますが、耐久年数が比較的短いため、塗り替え時には他の耐候製の高い塗料を使用することも多いようです。 塗り替えの際は、建物の耐用年数を考えず短期間で別の色に塗り替える場合などには適しています。
ウレタン塗料 ウレタン塗料とは塗料の主成分である樹脂がウレタン系の塗料のこと指します。ウレタン樹脂塗料とも呼ばれます。 ウレタン塗料は柔らかく密着性が良い万能な塗料としても知られ、以前はこのウレタン塗料が塗料の主流として用いられていました。 またウレタン塗料は下地によっては細部の塗装に適しており、現在でも細部にはウレタン塗料を使用することも多いようです。 ウレタン塗料の耐久年数は7~10年程度となります。 ウレタン塗料は一般的に、硬化剤を使う2液型塗料の事を意味します。 1液型塗料と違い、一度塗料を作ると硬化剤を混ぜた時点から硬化が始まります。 ウレタン塗料は2液を混合すると化学反応が起こり三次元の網目構造を形成し、この網目構造が緻密なほど塗膜の性能は向上します。 塗装直後は樹脂、硬化剤、溶剤が混ざり合っていますが、溶剤分が揮発・蒸発していくと硬化剤と樹脂が反応して網目構造を作り出します。 ウレタンは常温でも反応しますが、加熱すると反応が促進されます。焼き付け塗装にも使用されています。 ウレタン塗料は硬化剤の比率により作業性や塗膜性能が変わってきます。 基本的には硬化剤の量が多いほうが網目構造の密度は高くなり塗膜の性能は向上します。 よくあるのが主剤:硬化剤が10:1、4:1、2:1の3種類です。 主剤:硬化剤が10:1のウレタン塗料は速乾ウレタンとも呼ばれ、熱を加えなくてもある程度十分な硬化が期待でき、作業性が良く小さな範囲の補修にも向いているためウレタン塗料の主流となっています。
シリコン樹脂塗料 シリコン塗料とは、塗料の主成分である樹脂がシリコン系の塗料のことを指します。シリコン樹脂塗料とも呼ばれています。 シリコン系塗料の耐久年数は10~15年程度となります。 シリコン塗料は耐久性において、高耐久で知られるフッ素塗料の1つ下のランクに当たり、ウレタン塗料より1ランク上の塗料になります。
フッ素 フッ素塗料とは、塗料の主成分である樹脂がフッ素系であり、フッ素樹脂の技術を応用した塗料のことを指します。 基本的にフッ素塗料の耐久年数は15~20年程度であり、外壁塗料の種類としては、現在では最も耐久年数が高い塗料です。 しかし現状ではまだ価格が高いことから、一般住宅の外壁塗装には他の塗料が使用されることも多いようです。 フッ素塗料が世界で初めて採用されたのは1988年に登場した日産・ローレルであり、また明石大橋などの橋梁などにも採用されています。最近では東京スカイツリーに旭硝子のルミフロンというフッ素塗料が採用されました。

基本的に上記のように分けて、用途により選ぶ事になります。図のような耐久性の比較となっておりますが、一概にこの樹脂が良いとは言い切れません。塗る相手(下地)やその他のリスク(費用等) によって、使い分けていくのが一般的です。新築時より、気を利かして高級素材を細部にまで使われている事はありません。いくらでもお金をかけてよ場面はそうないのです。古より適材適所と言う言葉が あります。更に細かく分類してみましょう。

希釈剤による分類
水系塗料 水は有機溶剤に比べ表面張力が大きいので被塗物への濡れ性が悪いつまり密着が溶剤型塗料より悪い。 水系塗料と言っても従来から有るエマルションタイプと最近は水溶性樹脂による水系タイプ及びその中間的なタイプがある、それぞれは全く有機溶剤を含まないわけでない、水に可溶のアルコールやグリコールエーテル等を欠点を補う為にエマルションタイプで0から10%、水系タイプで10から40%も混入されている。 エマルションタイプと水系塗料の大きな違いは一口で言えば耐候性であるエマルションタイプは水に溶けない高分子の樹脂を界面活性剤を介して水の中に粒状でおき水が蒸発して粒同士が近ずき最終的に粒どうしがくっつきあい塗膜を作る。初期には油性のエマルション塗料なども作られたとか、また酢酸ビニールを洗剤のモノゲンなどでかき混ぜて作った事があると聞いたことが有る。 初期のエマルション塗料は刷毛を洗うとき洗剤を使ったようなかなりの泡が発生した。 塗料製造関係者でないとどの塗料までがエマルションタイプであり、どこの部分から水系塗料であるかは簡単に判別できない、はっきりしているのはラインで焼き付け工程の中に組み込まれた塗料は水系塗料であり建築現場で室内などに塗る塗料はエマルションタイプが多い。 忘れてならない水性塗料には今は殆ど使われなくなっているセメント系塗料、セメントリシン、ウオーターセメントペイント、ボンタイルの名で親しまれた無機質多彩吹きつけ材、地下鉄構内などで良く使われていたコロイダルシリカなどが有る。
溶剤系1液型塗料 いわゆるペンキを指す、昔は特別な物を除き塗料といえば皆この溶剤型塗料であった、シンナーで薄めて使う塗料を総称して溶剤型塗料と言う。
溶剤系2液型塗料 作業直前に硬化剤を混合し、1液タイプでは持ち得ない特性を硬化と共に出す材料です。

シンナーというとひとつの物質と思っている人もいるかもしれないけど、一般にシンナーはいろいろな物質の混合物です。 あるラッカーシンナーの場合の例です。つぎのものの混合物です。 イソプロピルアルコール、キシレン、トルエン、メタノール、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、 メチルエチルケトン、エチルベンゼン こんなにたくさんのものが混ざっているのです。 それぞれの物質はなにが違うかって? 揮発性とか溶解性とか極性とかいろんな性質が違うんです。 難しいはなしになるので、興味あるひとは本などで調べてください。 それをうまい具合に混合して、塗料に適したシンナーを作っているわけです。 塗料にもたくさんの種類があるけれど、シンナーも多くの種類があります。 ラッカー系塗料にはラッカーシンナーを、ポリウレタン塗料にはポリウレタンシンナーを、エポキシにはエポキシシンナーを、アクリル塗料にはアクリルシンナーを使わなければなりません。 だいたい塗料には、それ専用のシンナー(うすめ液)が用意されているので基本的にはそれを使いましょう。それがベストです。 専用シンナーは、塗料の性能を最大に発揮できるように作られているのですから。 シンナーの選択を誤ると、その塗料の性能を発揮できません。そればかりか塗装を失敗してやり直すはめになることもあるでしょう。 シンナーは軽く考えがちですけど塗装を成功させるためには重要なことです。

下塗り材

既存の外壁面素材や、劣化の進行状況、上塗材の種類によって、下塗り材や補修材を選定しなければなりません。
上塗材の中にはシーラーレス(下塗り不要)の製品も御座いますが、目的に応じて下塗り材は使われます。
下塗り材にも同じく水系と溶剤系があり、1液型、2液型、樹脂の種類も複数あります。ここでは住宅の塗装で一般的に使用される下塗り材の種類を紹介します。

一般的に使用される下塗り材
微弾性フィラー 塗装面の上に使用する、どろっとした粘度のある白い下塗り材です。塗装表面にある細かなひび割れ、巣穴を1回塗りでカバーできるすぐれもの。これ一つで下地調整、下塗り、中塗りの機能があります。 微弾性で僅かに弾力性があります。しかし弾性塗料のような、乾いた塗膜を両手で引っ張るとゴムのように伸びる程の弾力性はありません。
溶剤型熱硬化性(反応硬化型)合成樹脂シーラー 2液型のエポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂などの合成樹脂が用いられています。
カチオン系シーラー 陽イオン(正(+)の電気を帯びたイオン)のことで、反対に陰イオンをアニオン(負(-)の電気を帯びたイオン)と言いいます。 下地となるコンクリートやモルタルは、負(-)の電気(アニオン)を帯びています。 つまり、塗料自体に正(+)の電気(カチオン)の特性を持たせる事で、磁石がプラス(+)とマイナス(-)で引き合うように、カチオン性の塗料とコンクリート、モルタルは、プラスとマイナスで引き合い、より良い密着性が得られる事となります。
合成樹脂エマルション型シーラー シーラーの中では最も普及しています。 合成樹脂エマルション型シーラーに用いられる樹脂の種類としては、耐アルカリ、耐水性に優れた100%アグリル共重合体、アクリノレースチレン共重合体、ベオパ系樹脂などの樹脂が用いられています。

つやありとつや消し

塗料によって、つや消しの仕様にできないものも有りますが、一般的な材料では選択することができます。艶有りは、光沢があり新鮮味がとてもでます。つや消しは、マットな仕上がりで塗りたての嫌らしさがなく、家の作りによっては高級感が出ます。しかし、差はそれだけではありませんので、少しまとめてみました。

つやありとつや消し
種類 つやあり つや消し
見た目 光沢が有り新鮮味がある 光沢がない分自然な高級感がある
良い点 汚れがつきにくい
耐久性がある
高級な仕上がりになる
悪い点 塗りたての感じが出て塗っていない箇所との差が出る 耐久性が落ちる

艶あり塗料は新築のような塗り替え感が得られ、外壁の印象が凄く強く出ます。また、乾燥硬化すると色味が強く出ます。
つや消し塗料にすると、あまり「塗り替えた」というのが実感できないため、満足感が得られない事も多いのですが、落ち着いた雰囲気に仕上げたい場合は、つや消し塗料の出番です。
テカテカと光るつや有り塗料とは違い、つや消し塗料は清楚、ナチュラルという言葉がよく似合います。主張し過ぎない控えめな外壁で、薄いベージュ、クリーム色などの薄く明るい色によく合います。

弾性系塗料

塗料には、さび止め塗料や防カビ剤入り塗料など、機能をもった塗料があります。その中で外壁のクラック(ヒビ)に対応する事ができるのが、弾力性のある塗料=「弾性系塗料」です。

弾性塗料の塗膜の厚さは、通常の塗料の10倍もありゴムのようによく伸びます。外壁下地に亀裂が入ったとしても、塗膜が伸びるのでヒビを埋めてくれます。

微弾性フィーラー

下塗りにシーラーを塗る代わりに、「微弾性フィラー」という厚みがつけられる下塗材を塗ります。

単層弾性塗料

仕上げ材で厚みを出す塗料になります。粘土の高い塗料で、気泡を含むので一般的な材料より見た目にも厚みが出たように感じます。

注意して頂きたいこと

窯業系サイディングボードにはNG

窯業系サイデイングボードには断熱材が使用されており、表面に熱を貯めこむ性質が有ります。弾性系塗料の多くは気泡を含ませたまま乾燥するため、熱を帯びると気泡が膨張し表面が破裂したようになり、塗膜が崩壊します。

破裂前の写真です、塗料の選択ミスをすると、一年もしないうちに不具合を起こします。

光触媒とは

光触媒塗料は、次世代塗料として登場した最新の塗料で、
「太陽の光で汚れを分解する・浮かせる」→「雨(水)で汚れを洗い流すことができる」
つまり自然の力で汚れを落とす事が出来る。という特徴があり、さらに空気を浄化する性能を合わせもつ環境問題にも貢献できる塗料です。

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