リフォームを行う業者は数多くあります。専門業者もいれば、リフォーム業者、大手メーカー、工務店・・・等々。 数多くある業者の中から、あなたの家をしっかりと補修、修繕し、綺麗に生まれ変わらせてくれる業者を1つ選択しなければいけないわけですが、まずこの業者選びを始める前に必ず知っておくべき事があります。
①適切な金額が一番
②○○の紹介、は失敗の元。自分の目で選ぶ
③信頼出来る営業マンを見極める
④複数の業者から見積もりをもらう
⑤サービス工事に注意する
①適切な金額が一番
同じような施工内容なのに、各社様々な金額設定になっています。逆に、同じ金額なのに施工内容に差があったりします。例えば、下のグラフのように、費用のかけられ方が各社の規定で違ってきます。材料はホームセンターで一般のお客様でも手に入る物から、メーカーとの契約や卸業者の口座がなければ入手困難なものまでございます、当然卸業者の中間マージン等で金額も変われば、手に入る材料の品種も変わってきます。材料によっては、職方を選びます。長年携わっている人でも、今までに専門としていない材料は、外注して施工することになり、施工費用もまた変わってきます。
また、金額が安すぎると、材料を安くしたり、手を抜く可能性もあります。
よく比較して検討しましょう。
②○○の紹介、は失敗の元。自分の目で選ぶ
■知人の家と、自分の家は全く違う
その家その家で状況が異なるので、知人の家で例え完璧な工事をしたとしても、あなたの家でそれが出来るとは限りません。もしかしたら、あなたの家のパターンは苦手かもしれません。
■紹介してくれる方は建築やあなたの家の構造について詳しいですか?
業者に言われるがままに工事行ったのだとしたら・・・その業者、信頼してしまって大丈夫ですか?
■その業者が悪徳業者だったとしたら?
工事中のトラブルや被害、手抜きと言うのは、実際に分かるまで年数がかかることも多いです。経年と共に手抜きが発覚するもので、すぐには分からないのです。あとから、万が一手抜きが発覚したら?さらに、もしそうなったら紹介してくれた人との関係も微妙ですよね。
③信頼出来る営業マンを見極める
実際の施工は職人が行うのですが、それ以前に工事の内容を決めたり、相談をしっかりします。
信頼出来る営業マンとは、質問に対して何でも親身になって受け答えをし、分からないことがあれば調べて、この家にとって最善の施工方法や対処方法を提案します。
■営業マンにしておくべき質問事項
どんな会社なのか?
実際に来る職人はどのような人なのか?
保証はあるのか?
施工の実績は?
④複数の業者から見積もりをもらう
工事契約の場合、他業者との比較はなによりも大切です。
工事費用は業者によって、同じ工法・建材であっても費用が数十万変わる場合も。1社だけだと、その価格が高いのか?安いのか?分かりません。複数社の見積もりをとることにより、相場通りの工事が出来ます。
⑤サービス工事に注意する
見積に何が含まれ、何が含まれていないかをしっかり確認しましょう。
まとめ
どんな工事会社が良いのか、リフォームを行う際に一番最初に決める事かと思いますが、近所の有名店だとトラブルになった際に言いづらい…一流メーカは費用が気になる…ネットで見つけたお店だと信用面が…知り合いのところだと事故や保障面で…と色々な不安がそれぞれにございます。実際に施工してみないとわからない部分が大きい買い物ですので、何よりも大切な事が「担当者」がどういう人物であるかという事、親身になって話を聞いてくれるか、誠意を持って対応してくれるか、職方や作業員に適切な指示を出せるか。手に取って選ぶ事が出来ない商品の為、お客様の見る目にかかっています。