お家の構造
建物の構造は、組み立て方の工法の違いでたくさんありますが、このページでは家の外に面している「屋根、ベランダ、外壁」にスポットをあて 家の外側と内側との関係性について紹介したいと思います。

屋根の構造

●化粧スレート屋根(カラーベスト)・洋瓦
近年の日本の戸建て住宅の屋根で最も多く使用されているスレートは、昔ながらの和瓦よりも軽くて工事期間も短くてすむ為、低コストで施工する事が出来ます。
しかし、スレート自体が消耗品の為、年数が経つと葺き替えが必要となります。

◇防水方法
表面に見えている板が、スレートと呼ばれる屋根材で、その板の下に防水シート(ルーフィング)が水を躯体に染み込ませない、家の中に入れないように貼られています。スレート板自体は、この防水シート を劣化させないように貼られています。

屋根は住宅の中でも一番太陽の紫外線の当たる時間が長いです、お手入れをしなければどのように劣化していくのか見てみましょう

ベランダの構造

●ベランダ防水
ベランダやバルコニーは屋根と同様、天を向いて出ているので必要に応じて防水層が形成されています。

屋根と違う所は、人が出入りし踏む事を想定している事と、屋根よりも複雑な形をしている事です。ですので、屋根のように板状の物等で覆いかぶせるより、柔軟性に優れた材料で防水されています。
表面で防水している為、劣化が進んでしまうと、すぐに水の浸入を許してしまいます。定期的にお手入れが必要となってくる箇所です。

外壁の構造

外壁は建物の外側に面している個所の中でも、一番多い面積を占めています。実際に外壁から雨漏りしてしまっている建物も多くあります。

●サイディングボード

●モルタル

外壁には防水シートを中に使っている事もありますが、屋根の様な完全な防水膜にはなっていない為、表面の塗膜が劣化してしまうと水が中に浸入してしまいます。

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