
見積もりについて
業者や地域、家の大きさ、使う材料等で工事にかかる金額は様々です。下記の表は、外壁塗装工事で複数の業者や家で見積もりをした簡単な表です。似たようなものから目を疑うものまであります。
地域 | 既存外壁仕様 | 算出単位 | 業者① | 業者② |
---|---|---|---|---|
大阪市 | サイディングボード | 220㎡ | 72万円 | 220万円 |
京都府 | 吹き付けタイル | 180㎡ | 110万円 | 150万円 |
兵庫県 | リシン | 230㎡ | 105万円 | 170万円 |
大阪府 | 吹き付けタイル | 200㎡ | 55万円 | 130万円 |
大阪府 | 金属サイディング | 190㎡ | 85万円 | 140万円 |
和歌山県 | 金属サイディング | 30坪 | 77万円 | 100万円 |
※金額は税別で、端数は切り捨てています
■あまりの金額差
業者によってこのように金額の差が出てきます、同じ家でも使う材料や会社の方針、保証に対する費用等かけられる金額が違いますので、工事を行う際は相見積もりを取ったり、複数の営業マンと話をしたり、比較することが大切です。
■金額を算出する為の単位
表中では一番下の事例のように「坪数」で計算されているケースが有ります。外壁工事の場合は、家の壁面積で出すのが一般的、坪数で測ってしまいますと、大きく誤差が出てきてしまします。大雑把な計算では、まず正しい金額は出てきません。
上図は住宅を上から見た平面図です。
相見積もりを取るメリット
よし、工事をしよう!と決意しても、
いったいいくらなんだろう?
相場はどのくらいなんだろう?
どんな材料がいいのだろう?
本当に必要な工事内容はなんだろう?
・・・パッと答えられる人はいないと思います。もちろん初めてなのだから当然です。これらを全て知り納得してから契約へ進むため、 そしてあとで絶対に後悔しない工事にするために、欠かせないのが知識をつけることです。
■知識をつけるために
3人もの営業マンと話す事ができればこちらも大体の知識が付きます。同じ事をそれぞれの担当者に聞いてみて、答えを比較することだって出来ます。 施工主は自分なんです。納得してからでないと契約はしてはダメです。他社様とも比較されて、ゆっくり検討してください。
■相場を見抜くために
この平均はあくまで目安で、その住宅の状況に応じて変化します。その、「我が家の場合」が相見積りすることで分かります。
数量はいくつか。
単価はいくらか。
付随工事は必要か。
材料は適切か。
このような項目が数社の見積り書で比較できるので、適当な会社や相場より高い業者がすぐに見抜けます。
まとめ
大事な我が家です。
「相場」「やるべき工事内容」を見極めて、
「知識」をつけて完全に納得してからその後契約へ!という流れがベストです。