工事はタイトルのとおり2つに分かれます。
改良工事とは、利便性を求めたり豪華に見せたりするために行う工事です。例えば、カーポートをつけたり、インパクトのある壁紙を貼ったり、 キッチンを改造してアイランドキッチンにしてみたりする事があげられます。
保守工事とは、住宅を長持ちさせるためであったり、ライフスタイルの変更に伴うバリアフリーの工事、危険回避をするための工事を指します。
どちらも工事には費用が掛かりますので、将来どのように住宅と向き合うのかを考慮し計画を建てなければなりません。
保守工事から始めていく
住宅は様々な材料から造り上げられていますが、建物の骨組みになる部分は木材や金属類で出来ています。
木材や金属は年数を増すごとに劣化していきますが、その一番の原因が水分と言われてます。水分が原因で腐食したり変形等、 大事な躯体を支えてる柱等の骨組みが弱くなり、住まいの寿命を縮めてしまう結果に繋がります。
素敵なキッチンや、立派な客室も、建物の骨組みがあってこそ。せっかく便利になったとしても、建物自体が不調を訴えてきたら、元も子もありません。
大切な財産の経年劣化を出来る限り抑えていく工事が、リフォームプランニングのコツです。
大切な住まいを守る為の保守工事の意味がわかったところで、上手なリフォームの仕方がわかってきたと思います。では実際にどのような仕組みで家は出来ているのかを知っていきましょう。